「工事対応が可能な地域」とは、言い換えると「工事対応がしやすい地域」になります。

工事現場が遠くなると、職人の移動や材料の運搬に時間と費用がかかり、業者だけでなくお客様にも負担が大きくなります。
そこで経験を考慮して、あらかじめ工事を対応する地域を決めておこうと考えたものが、「工事対応が可能な地域」となります。

屋根・外壁塗装工事を依頼される際に、やっぱり近くの業者が良いかなと迷われることはありませんか？
「近くの業者の方が工事を丁寧にしてくれるかな？」とか「アフターケアをすぐに対応してくれそう」と想像すると、近くの業者の方が安心だと考えられる方が多いと思います。
ただ経験上で言いますと、「工事の丁寧さ」や「アフターケアの迅速さ」について、現場との距離はあまり関係ありません。
業者の「施工実績」、「説明の丁寧さ」を参考に、より信頼できる業者を選ばれた方が、結果的に丁寧な対応を期待できると思います。

では、現場の距離が遠い時にデメリットは無いのでしょうか？
答えは「工期と費用にデメリットがある可能性がありますよ」となります。

詳しく説明しますと、工事の期間中は担当する職人が自宅や会社などから工事現場の間を毎日通いながら作業を進めていきます。
工事現場が遠くにある場合には移動の時間が長いので、作業時間が長く取れない場合があったり、ガソリン代や高速道路代などの経費が高くなるデメリットがあります。

工期については努力でカバーできる部分もありますが、経費については実際に掛かってしまいますので、工事金額に反映されやすくなります。


では、どれぐらいまでの距離の業者に依頼すれば双方にメリットが受けられるのでしょうか？

参考に川野美健での工事実績の多い地域を地図で添付してみました。
高速道路が便利に使える場所であれば、滋賀県での実績などの例外もありますが、おおよそ直線距離で４０ｋｍ以内の現場が多くなっていて、特に現場が集中するのは２０ｋｍ以内という結果になりました。

あくまで参考ですが、まずは信頼できる業者であることを前提に、出来れば２０ｋｍ以内で、遠くとも４０ｋｍ以内を目安に業者を選定されてみてはいかがでしょうか？
屋根・外壁塗装工事を上手に依頼される基準として参考になれば幸いです。


また屋根・外壁塗装のことで疑問や質問がありましたら、ぜひ川野美建にお問合せ下さい。
ご連絡お待ちしております。