●スレート屋根とは●
スレート屋根とは、スレート屋根材（主にコンクリートを原料とし、薄くて軽い）を使用した屋根のことです。
この建材を屋根材に使用する場合、屋根の端の部分は雨水の進入を防ぐために板金材でかぶせます。
スレート屋根材は、商品名で「カラーベスト」「コロニアル」と呼ばれることもあります。
メリットは、屋根全体が軽くなるので、建物の耐震性が良くなることです。
デメリットは、薄いので劣化しやすくメンテンスが必要な頻度が高くなることです。
この建材を屋根材に使用する場合、屋根の端の部分は雨水の進入を防ぐために板金材でかぶせます。
スレート屋根材は、商品名で「カラーベスト」「コロニアル」と呼ばれることもあります。
メリットは、屋根全体が軽くなるので、建物の耐震性が良くなることです。
デメリットは、薄いので劣化しやすくメンテンスが必要な頻度が高くなることです。
●スレート屋根のメンテナンス時期●
新築から１０年が目安。その後はメンテンナスで使用した塗料の耐用年数に応じて１０～１５年ごとのメンテナンスがおすすめです。
一般的にメンテナンスをしない状態で２０年程度が経過すると、塗装のメンテナンスではなく、屋根材の葺き替えや金属屋根材でのカバー工法をおすすめした方が良い場合が多くなります。
一般的にメンテナンスをしない状態で２０年程度が経過すると、塗装のメンテナンスではなく、屋根材の葺き替えや金属屋根材でのカバー工法をおすすめした方が良い場合が多くなります。
●スレート屋根の塗装のメリット●
スレート屋根を塗装するメリットは大きく２つあります。
【屋根材を長持ちさせることが出来る】
スレート屋根材は太陽からの紫外線や風雨を受けて、徐々に色褪せて表面が毛羽立ってきます。
表面が劣化してくるとスレート屋根材の防水性が弱くなり、芯材であるコンクリート質に水気が浸透して劣化を早めます。
特に冬場に水たまりが凍るような寒冷地では、コンクリート質に浸透した水気が氷になる時に体積が増え、スレート屋根材内部からの劣化を早めやすくなります。
そこでスレート屋根のメンテナンスとして塗装をすることで、スレート屋根材の劣化を補強する効果と防水性を高める効果があります。
また新しい塗膜が紫外線や風雨を受けることでスレート屋根材自体の劣化を遅らせて、長持ちさせる効果があります。
表面が劣化してくるとスレート屋根材の防水性が弱くなり、芯材であるコンクリート質に水気が浸透して劣化を早めます。
特に冬場に水たまりが凍るような寒冷地では、コンクリート質に浸透した水気が氷になる時に体積が増え、スレート屋根材内部からの劣化を早めやすくなります。
そこでスレート屋根のメンテナンスとして塗装をすることで、スレート屋根材の劣化を補強する効果と防水性を高める効果があります。
また新しい塗膜が紫外線や風雨を受けることでスレート屋根材自体の劣化を遅らせて、長持ちさせる効果があります。
【屋根を美しく保つことができる】
スレート屋根は新築から１０ほど経過すると、色褪せや毛羽立ちが目立ち始めます。
そこでスレート屋根を塗装することで、新築時のような均一で美しい屋根を取り戻すことができます。
そこでスレート屋根を塗装することで、新築時のような均一で美しい屋根を取り戻すことができます。
●スレート屋根塗装の工程●
実際に施工した現場の写真で、塗装工程を説明します。
高圧洗浄をかける
スレート材と板金に高圧をかけた水を吹き付けて洗浄します。
屋根に付着した汚れやコケ、古くなった塗膜などを洗い流し、新しく塗装する塗膜を剥がれにくくします。
屋根に付着した汚れやコケ、古くなった塗膜などを洗い流し、新しく塗装する塗膜を剥がれにくくします。
板金をケレンする
板金の表面を専用のスポンジなどを使用してケレン（下地調整）します。
汚れやサビなどを削り取り、表面に細かい傷を付けることで、新しく塗る塗料の食い付きを良くします。
汚れやサビなどを削り取り、表面に細かい傷を付けることで、新しく塗る塗料の食い付きを良くします。
板金材を下塗りする
板金材に下塗りをします。
下塗りをすることで、板金材と仕上げ塗料との間で接着剤のような役割をして、仕上げ塗料を剥がれにくくする効果があります。
また防サビ効果のある塗料を使用することで、板金材からのサビの発生を抑えます。
下塗りをすることで、板金材と仕上げ塗料との間で接着剤のような役割をして、仕上げ塗料を剥がれにくくする効果があります。
また防サビ効果のある塗料を使用することで、板金材からのサビの発生を抑えます。
スレート材を下塗りする
スレート材に下塗りをします。
下塗りをすることで、スレート材と仕上げ塗料との間で接着剤のような役割をして、仕上げ塗料を剥がれにくくする効果があります。
今回は透明の塗料を使用していますので、塗ったあとは濡れたような感じに見えます。
下塗りをすることで、スレート材と仕上げ塗料との間で接着剤のような役割をして、仕上げ塗料を剥がれにくくする効果があります。
今回は透明の塗料を使用していますので、塗ったあとは濡れたような感じに見えます。
中塗りをする
スレート材と板金材に中塗りをします。
下塗りした塗料を一定時間乾燥させてから、仕上げ塗料の１回目の塗装をすることを中塗りと言います。
下塗りした塗料を一定時間乾燥させてから、仕上げ塗料の１回目の塗装をすることを中塗りと言います。
上塗りをする
スレート材と板金材に上塗りをします。
中塗りした塗料を一定時間乾燥させてから、仕上げ塗料の２回目の塗装をすることを上塗りと言います。
２回重ねて塗ることで塗膜が均一になり、美しく耐久性の高い仕上がりになります。
中塗りした塗料を一定時間乾燥させてから、仕上げ塗料の２回目の塗装をすることを上塗りと言います。
２回重ねて塗ることで塗膜が均一になり、美しく耐久性の高い仕上がりになります。
縁切りをする
スレート材の隙間に入り込んだ塗膜を切って縁切りします。
スレート材の隙間に入り込んだ塗膜を縁切りすることで、スレート材の裏側に入り込む水気を抜けやすくする効果があります。
スレート材の隙間に入り込んだ塗膜を縁切りすることで、スレート材の裏側に入り込む水気を抜けやすくする効果があります。
全体をチェックする
全体の仕上がりをチェックします。
塗り残しや色ムラ、塗料の垂れがあれば綺麗に補修して完了です。
塗り残しや色ムラ、塗料の垂れがあれば綺麗に補修して完了です。
（今回の）下塗り塗料
今回使用したスレート屋根材用の下塗り塗料です。
スレート材の状態と仕上げ塗料に合わせて、最適なものを選んで使用しました。
「浸透」の機能があり、スレート材の内部に浸透することで、劣化したスレート材を補強する効果があります。
「防藻」の機能があり、藻やコケの発生を抑える効果があります。
「防カビ」の機能があり、カビの発生を抑える効果があります。
スレート材の状態と仕上げ塗料に合わせて、最適なものを選んで使用しました。
「浸透」の機能があり、スレート材の内部に浸透することで、劣化したスレート材を補強する効果があります。
「防藻」の機能があり、藻やコケの発生を抑える効果があります。
「防カビ」の機能があり、カビの発生を抑える効果があります。
（今回の）仕上げ塗料
今回使用したスレート屋根材用の仕上げ塗料です。
中塗りと上塗りの工程で使用した塗料で、お客様との打ち合わせで選んだ色を使用しました。
「高耐候性」の機能があり、紫外線や雨による塗膜の劣化を抑えて、長持ちさせる効果があります。
「防藻」の機能があり、藻やコケの発生を抑える効果があります。
「防カビ」の機能があり、カビの発生を抑える効果があります。
以上ポイントを絞ってスレート屋根塗装についてご説明しました。
専門的なことなのでわかりにくい点も多いかと思いますが、少しでもご参考になれば幸いです。
またご質問や点検のご依頼もいつでもお待ちしておりますので、お気軽にご連絡ください。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
中塗りと上塗りの工程で使用した塗料で、お客様との打ち合わせで選んだ色を使用しました。
「高耐候性」の機能があり、紫外線や雨による塗膜の劣化を抑えて、長持ちさせる効果があります。
「防藻」の機能があり、藻やコケの発生を抑える効果があります。
「防カビ」の機能があり、カビの発生を抑える効果があります。
以上ポイントを絞ってスレート屋根塗装についてご説明しました。
専門的なことなのでわかりにくい点も多いかと思いますが、少しでもご参考になれば幸いです。
またご質問や点検のご依頼もいつでもお待ちしておりますので、お気軽にご連絡ください。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。